◆eKYCの現状と課題
eKYCの中で特に導入率が高いのは、ユーザーが顔写真付き本人確認書類(免許証等)と自身の顔を撮影して送り、企業が目視で比較審査する方式です。しかし、この方式にはユーザーと企業の両方にとっていくつか課題があります。
PDF_JPKI-1◆課題の解決策=マイナンバーカードを活用したeKYC
マイナンバーカードのICチップには、eKYCに便利なアプリケーションが入っています。特に電子証明書を活用した公的個人認証(JPKI)で本人確認すると、前述の課題を解決し、スムーズかつ従来のeKYCより信頼性の高い本人確認を実現させることができます。
PDF_JPKI-2◆実現へのハードル
マイナンバーカードのICチップ活用、特に公的個人認証(JPKI)を活用するためには、番号法や犯収法、マイナンバーカードの仕組みや機能、電子署名など、様々な知識やノウハウが必要となります。これらを有する人材は確保しづらく、マイナンバーカード活用を推進する際の大きな阻害要素の一つになっています。また、免許証は数年以内にマイナンバーカードに一本化する方針であると政府から発表されており、健康保険証と同様に今後廃止される可能性があり、マイナンバーカードでの本人確認が必須となる未来が予想できます。そんなに多くの時間はありません。
◆ソリューション
当社はこれまでマイナンバーカードのICチップ、そこに搭載された電子証明書等を活用したDX案件に携わっており、そこで収集蓄積した知識、培った経験・ノウハウをソリューションとして惜しみなく提供し、スムーズな「マイナンバーカード本人確認の導入」を支援いたします。
また、マイナンバーカードの機能を活用すれば、オンラインだけでなく実店舗での本人確認方法にもご活用いただけます。こちらについても当社は支援が可能です。是非お気軽にご相談ください。